私たちの悩みで、最も多いのが人間関係の悩みだといいます。
現在の精神的状況は「心が傷つきやすい時代」なのだとか。
心が傷つくのは、じつに人間関係の齟齬(そご)によってです
人付き合いが苦手という人が多くなっているようですね。
人間関係の悩みは、他者がいる限り永遠に繰り返されるものです。
繰り返される...それは解決できないからではなく、先人の叡智が次の世代に伝えられていないという問題ですね。
本当のことを言いますと、
私も、若いときは「世の中は無神経な人間が闊歩して、繊細な神経をもつ自分は人間関係が苦そのものだ...」と悩み、自分の精神世界を作り上げて、一匹狼の生き方をしていました。
しかし、社会人として責任ある立場になれば、それだけではうまく生きていくことはできません。
うまく生きていけない自分だからこそ、人間関係をどうしたらうまくやっていけるのかを考え、意識して自分の人間関係をより良いものに変えていこうとエネルギーを注いできました。
人間関係が苦にならない人には、この悩みと苦労は理解できないかもしれません。
だからこそ、私は「人間関係が苦手だ、疲れる」というあなたに、共に考える情報を発信し、少しでも役に立てればと願うものです。
このようなブログを訪れるあなたは、きっと人間関係に悩み、解決の糸口を求めているはずですから。
人間関係の悩みは「より良く悩んで」欲しい。
感情にまかせて、悪い方へ悪い方へ悩むと、本当の自分を見失ってしまいます。
仏陀の教えの中に、「貪瞋痴(とん・じん・ち)は死に至る病である」という言葉があります。
節度なくむさぼること、いわれのない怒り、無知蒙昧(むちもうまい)を意味します。
仏陀は、次のように問いかけます。
「怒りに我を忘れている今のそなたの心の状態は快いものであろうか、それとも不快なものであろうか?」
「怒りに我を忘れている今のそなたの心の状態は善なるものであろうか、それとも不善なものであろうか?」
「怒りに我を忘れている今の心の状態はそなたの常なる心であろうか、それとも常住あたわざるものであろうか?」
問われた人は、一つ一つ、本来の自分ではないことを悟っていきます。
そして、仏陀は、
「決して快くなく、善であると思えず、常なるものでもないものを、これが自分だとすることが出来ようか?」
...と説いていきます。
あなたも、悪い方に悩むのではなく、より良く悩むことから始めませんか。
だからといって、私は決してプラス思考信奉者ではありません。マイナスの感情もまた、人を育てる要素であることを知っているからです。
単純なプラス思考の励ましは、人間関係が苦でない人のそれであり、本当の思いやりではない場合が多いものですね。
あなたも、悪い方に悩むのではなく、より良く悩むことから始めましょう。
私たちは社会の人間関係で、就中男女の付き合いで、そして夫婦関係や親子関係のことで、
翻弄され、悩み、失望し、傷ついていく...
でも、それは人間として成長していくためには必要なことなのです。
このようなことを経験して多くの気づきを得てこないと、一人前の人間にはなれません。
私たちは、役にも立たない知識や、どうでも良い情報ばかり詰め込まれて、
人として社会人として必ず身につけておきたい大切なことを、教えられることなく社会の荒波に送り出されていきます。
先達の叡智を受け継がず、同じ過ちを繰り返す
「永遠」という名の不毛な人生浪費に陥ることは避けたいですね。
このブログでは、人間関係を円滑にしていく筋道を、現実に悩んでいるあなたと共に考えていきたいと思います。
ひとつ気づくことで、一歩、悪循環から脱出していくのです。
あなたも、私と一緒に考えてみませんか。

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