これまで私は生物学的な男女の区分ではなく、オトコ性/オンナ性という意味で男性・女性という言葉を使ってきました。
先日、NHKのTVでオトコとオンナでは、脳の発達の仕方が異なるという最近の研究結果を放映していました。大事な話だと思いますので、文字情報として残しておきたいと思います。
先日、NHKのTVでオトコとオンナでは、脳の発達の仕方が異なるという最近の研究結果を放映していました。大事な話だと思いますので、文字情報として残しておきたいと思います。
この研究は男女100人を、脳の男女差が明瞭になっていく4歳から18歳までの間追跡調査したものです。
以下、概略を記しますと、
・脳の発達で男女差が明瞭に現れる部位は10カ所以上に及ぶ。
・女性の場合、左右一対ある海馬と呼ばれる部位が、15、6歳頃に男性よりも発達する。
・男性の場合、扁桃体と呼ばれる部位が顕著に成長する。
海馬は、記憶の元を司る部位で、海馬で処理された記憶情報は大脳皮質の各領野に保存される。
扁桃体は、身の危険を感じとる能力を司っているとされ、男の狩猟本能に不可欠な能力。外部刺激は快・不快(あるいは、いる・いらない、あるいは好き・嫌い)に弁別され、瞬時に取捨選択される。
以上のことから、女性は細かいことまでよく覚えているが、情報の重要度で整理することは苦手な傾向をもつ。
男性は、自分にとって大事と思う情報を瞬時に分別して、その他のことは重要視しないのですぐに忘れる傾向を持つ。
うつ病やアルツハイマー病は、女性に多く
自閉症(閉じこもり)は、男の方が女性の12倍も多い
男と女は、それぞれ異なる脳・神経系のメカニズム(ネットワーク)を使って、同等の知能を得ている。
→異なった思考回路を使って、コミュニケーションを成立させようとしている、ということですね。
それで、この差異がなぜ発生するのかといえば、狩猟と採取や子育ての役割分担からきているのではないか、ということです。
男性は狩猟のような場面では、瞬時に状況を判断し対応していく能力が求められる。
ですから男の思考は、どうしても問題解決型になるようにできている。
それに対して、女性はコミュニティーで生きていくために、他の人の気持ちを感じ取って、うまく調整していく能力を求められる。人間関係がなによりも大事、という思考を抱くのが自然なことと考える。
しかし、男は女性のように相手の感情を感じ取る能力は高くない。男から見ると、女性は動物的本能のようなカンを持っていると舌をまきますね。俗に言う、女の直感というやつ。
女性から見ると、男というのは自分勝手で、女の気持ちを理解しないという不満を感じる。
男性から見ると、女の気持ちというのは、なにかぐちゃぐちゃに入り乱れていて、正しいことを言っても受け容れないし、何を言いたいのか(論理的に)判らない。結論だけを言って欲しい!となる。
難しいですね。
異なった思考回路で、コミュニケーションを交わしているわけですから、うまくいっている関係でも、的確に理解し合っているとは言えないのが本当の話でしょう。
しかし、以上のようなことはあくまでも脳の生理学的な機能の話であり、生物学的にいえば子孫を残していくための機能分化メカニズムに過ぎない、ということです。
本能だけで生きている動物ならば、雄雌の感情的な行き違いだとか、恋の始まりや終わりだとか問題にもならないし、二股愛どころか一夫多妻でも何の問題ともならない。
しかし、人間には本能をベースにした知性や高度な感情があるために、そういうことが問題となるわけです。
ですから、大脳生理学的事実や本能という話では何の解決にもならない。そういう知見は何ら帰結点を意味するものではなく、問題解決のための前提となる知識の一つにしかならない、ということです。
NHKの番組では、「社会的に生きていくために身につけていく能力が、夫婦の関係をダメにしていくのだ」という解釈をしていましたが、明らかになった事実をどう解釈するかのところで間違っていると思います。
「脳の男女差が明瞭になっていく4歳から18歳までの間」を、人間が社会性を獲得していく期間と解釈したことが誤りです。これは、単にDNA的にプログラ ムされたものが、実際に機能を果たすようになってスタンバイOKになるまでの、生理的な成熟過程にすぎない、ということです。
男性・女性という性差は子孫を残していくための機能分化ですから、最初から本能が潜在しているわけで、社会性を身につけていくために後天的に獲得する能力ではない。
問題は、一夫一婦という制度が、すくなくとも生物学的な本能に制限をかけることで成立している、という社会規範の有り様を私たちがどう理解し、納得し、共通の価値観として承認するか、という話であろう。
研究では、恋愛の賞味期限は1年から長くて3年だという。
それで?ということが大切ですね。
♪ 3年目の浮気ぐらい 大目に見ろョー
♪ そういう態度が 許せないのよォー
人類の歴史以来ある問題が、西暦2000年をへた今日でもいっこうに変わらない。
人が人として歩んでいくために学ぶべきことを、誰も伝承していかない。
封建制度下の男尊女卑思想であれ、昨今のフェミニズムの思想であれ、どちらかに偏りすぎたものであり、共通の認識で成り立った共通の価値観ではありえない。
一夫一婦制という現代社会の規範は、驚くべきことにそれを支えるべき何らの共通認識も共通価値観も持っていない蜃気楼なのだとは、うそ寒い話である。
以下、概略を記しますと、
・脳の発達で男女差が明瞭に現れる部位は10カ所以上に及ぶ。
・女性の場合、左右一対ある海馬と呼ばれる部位が、15、6歳頃に男性よりも発達する。
・男性の場合、扁桃体と呼ばれる部位が顕著に成長する。
海馬は、記憶の元を司る部位で、海馬で処理された記憶情報は大脳皮質の各領野に保存される。
扁桃体は、身の危険を感じとる能力を司っているとされ、男の狩猟本能に不可欠な能力。外部刺激は快・不快(あるいは、いる・いらない、あるいは好き・嫌い)に弁別され、瞬時に取捨選択される。
以上のことから、女性は細かいことまでよく覚えているが、情報の重要度で整理することは苦手な傾向をもつ。
男性は、自分にとって大事と思う情報を瞬時に分別して、その他のことは重要視しないのですぐに忘れる傾向を持つ。
うつ病やアルツハイマー病は、女性に多く
自閉症(閉じこもり)は、男の方が女性の12倍も多い
男と女は、それぞれ異なる脳・神経系のメカニズム(ネットワーク)を使って、同等の知能を得ている。
→異なった思考回路を使って、コミュニケーションを成立させようとしている、ということですね。
それで、この差異がなぜ発生するのかといえば、狩猟と採取や子育ての役割分担からきているのではないか、ということです。
男性は狩猟のような場面では、瞬時に状況を判断し対応していく能力が求められる。
ですから男の思考は、どうしても問題解決型になるようにできている。
それに対して、女性はコミュニティーで生きていくために、他の人の気持ちを感じ取って、うまく調整していく能力を求められる。人間関係がなによりも大事、という思考を抱くのが自然なことと考える。
しかし、男は女性のように相手の感情を感じ取る能力は高くない。男から見ると、女性は動物的本能のようなカンを持っていると舌をまきますね。俗に言う、女の直感というやつ。
女性から見ると、男というのは自分勝手で、女の気持ちを理解しないという不満を感じる。
男性から見ると、女の気持ちというのは、なにかぐちゃぐちゃに入り乱れていて、正しいことを言っても受け容れないし、何を言いたいのか(論理的に)判らない。結論だけを言って欲しい!となる。
難しいですね。
異なった思考回路で、コミュニケーションを交わしているわけですから、うまくいっている関係でも、的確に理解し合っているとは言えないのが本当の話でしょう。
しかし、以上のようなことはあくまでも脳の生理学的な機能の話であり、生物学的にいえば子孫を残していくための機能分化メカニズムに過ぎない、ということです。
本能だけで生きている動物ならば、雄雌の感情的な行き違いだとか、恋の始まりや終わりだとか問題にもならないし、二股愛どころか一夫多妻でも何の問題ともならない。
しかし、人間には本能をベースにした知性や高度な感情があるために、そういうことが問題となるわけです。
ですから、大脳生理学的事実や本能という話では何の解決にもならない。そういう知見は何ら帰結点を意味するものではなく、問題解決のための前提となる知識の一つにしかならない、ということです。
NHKの番組では、「社会的に生きていくために身につけていく能力が、夫婦の関係をダメにしていくのだ」という解釈をしていましたが、明らかになった事実をどう解釈するかのところで間違っていると思います。
「脳の男女差が明瞭になっていく4歳から18歳までの間」を、人間が社会性を獲得していく期間と解釈したことが誤りです。これは、単にDNA的にプログラ ムされたものが、実際に機能を果たすようになってスタンバイOKになるまでの、生理的な成熟過程にすぎない、ということです。
男性・女性という性差は子孫を残していくための機能分化ですから、最初から本能が潜在しているわけで、社会性を身につけていくために後天的に獲得する能力ではない。
問題は、一夫一婦という制度が、すくなくとも生物学的な本能に制限をかけることで成立している、という社会規範の有り様を私たちがどう理解し、納得し、共通の価値観として承認するか、という話であろう。
研究では、恋愛の賞味期限は1年から長くて3年だという。
それで?ということが大切ですね。
♪ 3年目の浮気ぐらい 大目に見ろョー
♪ そういう態度が 許せないのよォー
人類の歴史以来ある問題が、西暦2000年をへた今日でもいっこうに変わらない。
人が人として歩んでいくために学ぶべきことを、誰も伝承していかない。
封建制度下の男尊女卑思想であれ、昨今のフェミニズムの思想であれ、どちらかに偏りすぎたものであり、共通の認識で成り立った共通の価値観ではありえない。
一夫一婦制という現代社会の規範は、驚くべきことにそれを支えるべき何らの共通認識も共通価値観も持っていない蜃気楼なのだとは、うそ寒い話である。
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